
「パピー用から成犬用に切り替えるとき、どんなドッグフードを選べばいいか分からない」
「安心安全でうちの子にピッタリなドッグフードが欲しい」
そんな飼い主さんに向けて、この記事ではおすすめの成犬用ドッグフードを紹介しています。
今ではドッグフードも無数にあり、どれを選べばいいのか分かりませんよね。

でも、実はちょっとしたコツを押さえれば、安全で栄養価の高いドッグフードを選ぶことは難しくありません。
うちの子にピッタリのドッグフードを見つけるための参考にしていただければと思います。

この記事の目次
パピー用ドッグフードの特徴

パピー用は成犬用と比べて、
- 栄養価が高い
- カロリーが高い
- 消化吸収が良い
というのが特徴です。
子犬の時期は、体を大きくするため、成犬時の2倍ものカロリーを必要とします。
しかし、子犬はまだ体が小さく、消化器官も未発達。成犬の2倍の量のドッグフードを食べることはできません。
そのため、カロリーが高く、消化吸収の良いドッグフードが必要になるんですね。
成犬用ドッグフードの特徴

成犬になると、体の成長も止まるため、子犬のときほどカロリーを必要としません。
しかし、子犬のときにはなかった様々な悩みもでてくるので、その悩みごとに必要なドッグフードを選んでいくことになります。
肥満⇒低脂肪・低カロリーのドッグフード
アレルギー⇒低アレルゲンドッグフード
足腰が弱い⇒関節サポート成分配合のドッグフード
こんな感じで、成犬用には悩み別、犬種別、年齢別でたくさんのドッグフードが用意されています。
そのため、「今うちの子にとって必要な栄養素はなにか?」をよく考えたうえで、ドッグフードを選ぶ必要があります。

パピー用から成犬用の切り替えるタイミング・時期

子犬用から成犬用ドッグフードに切り替える適切なタイミングは犬種によって異なります。
というのも、成犬になる時期(成長が止まる時期)は小型犬・中型犬・大型犬で違うからです。
(超)小型犬⇒9ヶ月
:トイプードル、ダックス、チワワ、ポメラニアン、パグなど
中型犬⇒12ヶ月
:柴犬、ビーグル、ブルドッグなど
大型犬⇒18ヶ月
:ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、ハスキーなど
失敗しない!成犬用ドッグフードの選び方3ポイント

「どんなドッグフードを選べばいいか分からない」という場合も、3つのポイントに注意すれば、あなたも安全で栄養価の高いドッグフードを選ぶことができます。
ここではペットフード業界に携わってきた筆者の、ドッグフード選びの基準とそのメリットを紹介させていただきます!
【1】良質なお肉を使っているものを選べ!!

まずは主原料に「生肉」などの良質なお肉を使っているドッグフードを選びます。
なぜなら、新鮮なお肉のほうが栄養も摂れて消化吸収も良いからです。
犬にとって最も必要な栄養素は“タンパク質”です。ヒトの主食は炭水化物ですが、犬の主食はタンパク質です。
また、「タンパク質ならなんでもいい」というわけではなく、お肉などに含まれる動物性タンパク質が必要なんです。

元々は肉食動物だった犬のカラダは、動物性タンパク質を消化しやすく、吸収しやすいつくりになっています。
しかし、市販の安いドッグフードの多くは、主原料に『小麦』や『トウモロコシ』などの植物性タンパク質を使用しています。
これはお肉よりも穀物のほうがコストが安く、かさ増しになるからですが、穀物メインのフードは栄養不足や消化不良の原因になるのでオススメしません。

まずは主原料にしっかり良質なお肉(チキンやラム肉など)を使用しているものを選ぶこと!
なおかつ、「原材料の50%以上がお肉」というように、お肉の割合が多いドッグフードほど食いつきが良い傾向にあります。
食いつきが悪いと、あとあとフードの切り替えが大変になるので、できるだけお肉が多いものを選ぶのが理想です。
【2】人工添加物不使用のものを選べ!!

2つ目は、保存料・着色料・香料などの人工添加物を使用していないドッグフードを選ぶこと!!
添加物は消化が悪く、栄養の吸収も妨げるものです。また、激安ドッグフードのなかには発ガン性物質を含んだ添加物をたっぷり使用しているものもあります。
一般的にドッグフードに添加物が使われる理由は、
- 賞味期限を延ばすため
- 食いつきを良くするため
- 美味しそうな見た目にするため
ですが、いずれも“犬の健康”には関係ないことですよね?添加物は百害あって一利なしです。
逆に、100%無添加のドッグフードを選べば、少なくとも添加物によるアレルギーやガンのリスクはゼロになります。
【3】アレルギーの心配がないものを選べ!!

今後1つのドッグフードを与えるなら、アレルギーになりやすい原材料を使ったフードは選ぶべきではありません。
私たちヒトの花粉症と同じように、犬の食物アレルギーも、ある食材を摂りすぎることで許容量をオーバーしてアレルギーを発症します。
アレルギーの症状も、痒みや目やに・下痢などさまざまですが、いずれも犬にとってはツライもの。
しかも、アレルギーは一度発症したら基本的に治りません。

- 小麦・大豆などの穀物
- 豚肉・牛肉
- 人工添加物
こうしたものを避けるだけでも、立派なアレルギー対策になります!」
愛犬は毎日同じものを口に入れます。だからこそ、アレルギーになりやすい食材は避け、アレルギーを予防することが大切です!
【まとめ】ドッグフード選びのポイント
- 良質なお肉を使っている
- 100%無添加
- 低アレルゲン
この3つを満たすフードを選べば、少なくともハズレを掴まされる心配はありません!
初めての人は『原材料の見方』もよく分からないと思いますが、当サイトの記事をひと通り読んでもらえれば、原材料の良し悪しもバッチリ見抜けるようになります!

失敗しない!初心者が選ぶべきオススメ成犬用ドッグフード3選

それでは最後に、真っ先に試したいおすすめの成犬用ドッグフードを3つ紹介します。
いずれもお肉たっぷりの100%無添加の人気ドッグフードなので、ぜひドッグフード選びの参考にしてみてください!
【1】モグワンドッグフード(mogwan)

通常価格 | 3960円 |
内容量 | 1.8kg |
原産国 | イギリス |
定期詳細 | お届け周期が選べる。最大20%OFF。休止・再開いつでもOK。 |
粒タイプ | 小粒タイプ |
カロリー | 344kcal/100g |
犬種・年齢 | 全犬種・全ライフステージ対応 |

モグワンは食いつきを一番に重視した「飼い主目線で作られたドッグフード」。
原材料の56%以上をチキンやサーモンなどのお肉が占め、野菜やフルーツもふんだんに使用した“限りなく手作り食に近いドッグフード”。
消化器官に負担をかけないよう、小麦やトウモロコシなどの穀物も不使用。消化器の発達がこれからの1歳未満の子にもピッタリです。
全ライフステージ対応なので、年齢などに左右されることなく、切り替えたいと思ったその時に切り替えられるのも嬉しいポイント。

モニター調査では「97.8%が食べた」と回答(※1)。実際、うちの子もモグワンの食いっぷりは尋常じゃなかったです…。
獣医学誌にも掲載され、「84.0%の獣医師が食べさせたい」と回答。その品質や安全性は獣医さんたちのお墨付きです。(※2)
※1… 45名に対するアンケート。2016年7月株式会社レティシアン調べ ※2…全国の獣医師43名のうち「手作り食レシピから生まれた愛情たっぷりのスペシャルフードの興味がある」と回答した25名を対象に「あなたはこの商品を人に勧めたいですか」と聞いた結果。2016年10月日本先端医療医学会調べ
~モグワンの口コミ~
はじめて家族を迎えるにあたり、最初からしっかりいいドッグフードを食べさせたいと思い、色々調べた結果、モグワンにたどり着きました。
全ライフステージ対応ということで、切り替えの必要がないのも良かったです。
(トイプードル 8ヶ月)
安全というだけでなく、愛犬がガツガツ食べる姿を見たい!という方にはオススメ。食いつきがスゴイ。
決して値段は安くないけど、犬の健康を第一に考えて作られているので、与えるこちらとしても毎日安心。
病気をしないことを考えれば、結果的に安くつくと思う。
【2】アランズナチュラルドッグフード(NDF)

通常価格 | 3960円 |
内容量 | 2.0kg |
定期 | お届け周期が選べる。最大20%OFF。休止・再開いつでもOK。 |
原産国 | イギリス |
粒タイプ | 小粒タイプ |
カロリー | 330kcal/100g |
犬種・年齢 | 全犬種・7ヶ月~ |
生後7ヶ月からシニア犬まで対応している低アレルゲンドッグフード。
名前の通り、ナチュラルな素材のみを使用しており、アレルギーになりやすい食材は徹底的に排除されています。
原材料の55%をラム肉占めるため栄養たっぷり!しかも、ラム肉には『L-カルニチン』などのダイエット成分も含まれます。
おまけに低脂肪・低カロリーなので、コーギーやダックスなどの太りやすい犬種、避妊手術・去勢手術後の太りやすい子にピッタリ!
皮膚が弱い・アレルギー体質・太りやすいといった子には超オススメです。
⇒ナチュラルドッグフードの詳細を見る
~ナチュラルドッグフードの口コミ~
獣医さんにオススメしてもらったナチュラルドッグフードを使い始めました。
毛並みも良い感じだし、なにより元気いっぱいです。
アレルギー体質のうえ、偏食気味でフード選びに苦労していましたが、ナチュラルドッグフードに変えてからアレルギー症状もなくなり、喜んで食べてくれています。
よく下痢をするうちの子。口コミでナチュラルドッグフードに変えてから下痢をする回数が明らかに減ったというのを見て、半信半疑で購入。
でも、切り替えてから、うちの子も下痢をしなくなりました。
【3】ファインペッツ(FINEPet’s)

通常価格 | 3394円 |
内容量 | 1.5kg |
お試し価格 | 1000円(1.5kg・送料無料) |
定期 | 10回目以降10%OFF、20回目以降20%OFF…100回目無料!! |
原産国 | オランダ |
粒タイプ | 小粒・大粒どちらかを選択 |
カロリー | 440kcal/100g |
年齢・犬種 | 全年齢・全犬種 |
消化吸収率87%!少ない量でもしっかり栄養が摂れるドッグフード。
アレルギーになりにくい鹿肉やサーモンをメインとし、リピートすればするほどお得になる定期便もあり。ずっと与え続けることを前提に作られています。
消化吸収率87%という数字は、一般的なプレミアムドッグフードの2倍以上。食べたぶんのほとんどは栄養になるので、成長期のワンちゃんにピッタリです。
給与量が少なくて済むため、子犬の頃からあまりガツガツ食べなかったり、ご飯を残してしまうような子にオススメ!
「ドッグフードをコロコロ変えるのが面倒」「これと決めたドッグフードは生涯一筋!」という方に向いています。
~ファインペッツの口コミ~
うちの子はシェパードのメスで生後2ヶ月半です。かなりの偏食で、やっとファインペッツに巡りあえました。
ファインペツの袋を見ると落ち着きなく、一瞬で立ち上がるくらいです。
鹿肉は犬にとって本当にいいみたいですね。
うちの子は生後4ヶ月目で我が家にきてから、ずっと下痢・血便を繰り返していました。
なにをやっても改善せず、獣医さんにフードアレルギーがあるのでは?と言われ、ファインペッツに変えました。
すると、下痢が治まり、肉づきもよくなり、毛にもコシが出てきました。
涙やけや毛艶、皮膚病から心臓の病気まで、いろんな飼い主さんの最後の砦になっていると聞いて購入。
与える量はたしかに少ないけど、食いつきとウンチの状態の良さがまったく違う!最高。
※年齢別・犬種別ドッグフードについて
全年齢・全犬種対応ドッグフード以外にも、年齢別や犬種別のドッグフードもたくさん販売されています。
例)「柴犬用」「1歳から7歳用」など
しかし、別記事でも解説しましたが、全年齢・全犬種対応のドッグフードを選ぶことで自然とハズレを選ぶ可能性は低くなります。
そのため、当サイトでは今後もずっと1つで続けられる(コロコロ変える必要がない)全犬種・全年齢対応のドッグフードを推奨しています。
決して犬種別や年齢別のドッグフードが悪いというわけではありません。
しっかり原材料や成分に目を通して選べば、良質なドッグフードにも巡りあえます。
より詳しい選び方は上記の記事を参考にしてみてください!