

今回は「アニモンダ」ドッグフードの原材料や成分を本音で評価してみました。
実際に購入した飼い主さんの口コミも紹介しているので、ぜひ購入前の参考にしてみてください。
※今回は「グランカルノ・ドライフード(アダルト)」を例に見ていきます
アニモンダを食べた犬の評判・口コミ
まずは、実際に『アニモンダ・グランカルノ』を購入した飼い主さんの口コミや評判から見ていきましょう。
少々お高いですが、ワン子達は美味しそうに、今までと違い、パクパク食べてくれます。毎日あげれないので、週一ぐらいのペースで与えようかと思っています。
以前、米国産を与えていたが、食べないときがあったが、このフードは犬が喜んで食べている。犬も安全食品と認識したのか、、。
色々調べてやっと出会えたアニモンダです。合成添加物などが入っていないところに惹かれました。
ヨーロッパはドッグフードに対して厳しいので安心してあげられます。
とても食いつきが良く、食べ過ぎるかも!少し太ったみたいです。
無添加のドッグフードはスーパーに売っていないので助かります。肝心の食べっぷりはまあまあ。
口コミを見てみると、「添加物が入っていないから安心」「ヨーロッパ産だから安全」というように、無添加の原材料を気に入って購入される方が多いようです。
実際に食いつきも良いみたいで、「食べ過ぎて太っちゃった」なんて声も。
ただ、そもそも口コミの数自体が少なく、まだまだ日本で知名度が上がるのはこれからという印象も受けました。
⇒口コミ評判がダントツ!【2019年度版】無添加ドッグフードランキングを見てみる
『アニモンダ』ドッグフードの基本情報

参考価格 | 1512円(1kg) |
1kgあたりの価格 | 1512円 |
原産国 | ドイツ |
粗悪な原材料 | コーングルテン、ビートパルプなど |
酸化防止剤 | 危険性なし |
着色料 | なし |
販売場所 | Amazon、楽天など |
評価 | Cクラス |
ドイツの最高級ドッグフード「アニモンダ」。公式サイトによると原材料には人間用の食材を使用し、人工的な保存料・着色料も一切不使用と説明されています。
これだけを見ても、すでに市販のドッグフードとは一線を画すプレミアムドッグフードと言えるので、その中身にも期待してしまいます。
1kgあたりの価格は決して安くはないので、原材料がその価格に見合っているのか、シビアにチェックしていきます!
『アニモンダ』の原材料・成分の安全性を評価

それではさっそく原材料と成分を見ていきましょう。※以下、好ましくない原材料があれば赤文字にします

原材料を見てみると、主原料には「鳥肉粉」を使用しており、犬に必要な動物性タンパク質がしっかり摂れるように見えます。
でも、実はお肉の加工状態でも「鳥肉粉」は犬にとって消化が悪く、この価格帯のドッグフードなら普通は「生肉」が使用されます。
しかも、鳥肉粉の消化の悪さについては同社のホームページでも説明されているという…おかしい。おかしすぎる!!

出典:https://www.animonda.co.jp/quality/quality.html
「鳥肉粉」の消化が悪いと分かっていながらも使っていることを考えると、『アニモンダ』ではドライフードよりも『生肉』を使ったウェットフードに力を入れていることが分かります。
また、低品質なドッグフードでよく見られる
- ビートパルプ(サトウダイコンの絞りカス)
- コーングルテン(トウモロコシの副産物)
などが使われているのも気になります。これらはコストダウンを意識した消化の悪い原材料です。
アニモンダの保証成分値をチェック!
粗タンパク質 | 25%以上 |
粗脂肪 | 14%以上 |
粗繊維 | 4.5%以下 |
粗灰分 | 5%以下 |
水分 | 8%以下 |
カロリー | 370kcal/100g |
保証成分値は可もなく不可もなく、一般的なプレミアムドッグフードの数値が並びます。
もちろん、ホームセンターなどで売られている激安ドッグフードとは比べ物にならないほど栄養価は高いです。
ただ、1kgあたり1500円以上もするなら、もう少し高タンパクだったり、あるいは低脂肪だったり、なんらかの強みが欲しいところ。
全然悪くないドッグフードなんですけどね…良くもないっていう感じです。
犬レンジャイの総評
原材料はすべて人間も食べられる食材なので、きわめて安全な原材料と言えるでしょう。
ただ、同社ではドライフードよりウェットフードに力を入れていることは明らかです。
同価格帯でもビートパルプやコーングルテンを使っていないドッグフードはたくさんあるので、アニモンダのドライフードをわざわざ選ぶ理由はありません。
[/voice]まとめ
今回は『アニモンダ』ドッグフードの原材料や成分を評価してみました。
原材料に致命的なデメリットはありませんが、
- 同社はウェットフードに力を入れていること
- ビートパルプやコーングルテンが使われていること
などを踏まえると、なかなか購入にまでは至らないというのが筆者の感想です。
どうせならメーカーが本腰を入れて作った最高級のドライフードを愛犬には食べさせてあげたいですよね。