
「アボダームって実際のところどうなの?」「添加物の危険性やみんなの口コミが知りたい」
そんな飼い主さんに向けて、この記事ではアボダーム『シニア』の原材料や成分を本音で評価しています。
実際に購入した飼い主さんの口コミや評判も紹介しているので、「買おうかどうか迷っている」という方はぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
アボダーム『シニア』の基本情報

参考価格 | 2570円(2.4kg) |
1kgあたりの価格 | 約1071円 |
販売会社 | Biペットランド |
原産国 | アメリカ |
粗悪な原材料 | アボカド |
酸化防止剤 | 危険性ナシ |
着色料 | 不使用 |
販売場所 | 店頭販売、Amazon、楽天など |
評価 | Dクラス |
数あるドッグフードのなかでも唯一アボカドを推している「アボダーム」。
公式サイトを見ると、「世界一栄養価の高い『アボカド』を使用することで、犬の健康な皮膚や被毛をサポートしてくれる」とのこと。
そのなかでも『シニア用』では、コンドロイチンやグルコサミンなどの関節サポート成分を高配合し、関節の健康維持を意識しているようです。
ただ1つ気になるのは、『アボカド』は犬に与えてはいけない食べ物として知られているということです。
1kgあたりの価格も決して安くはないので、次の項目で原材料をしっかりチェックしていきたいと思います。
アボダーム『シニア』の原材料・成分の安全性を評価

それではさっそく原材料と成分を見ていきましょう。※以下、好ましくない原材料は赤文字にしています。

原材料・成分をチェックしたうえで、「犬の健康を考えて作られているのか疑問が残る」と感じたため、Dクラスとさせていただきました。
中身が不透明な「ナチュラルフレーバー」や、一般的に好ましくないとされる「塩化カリウム」「塩」なども使用されています。
いずれも高品質なドッグフードでは見られない原材料なので、どうしても不安はぬぐえません。
『アボカド』の健康被害について

まず初めに注意点ですが、、日本のスーパーで売られているアボカドは絶対に犬に与えないでください。アボカドには中毒成分が含まれ、過去には死亡例もあります。
それではなぜ『アボダーム』でアボカドが使用されているのか?これはアメリカのアボカドなら中毒症状が出ないからです。
アボカドにもいくつか品種があり、品種ごとに中毒成分の含有量が異なります。
アボダームのアボカドに含まれる中毒成分は極々微量とのことです。
ただし、同じアボカドである以上、少なからず中毒成分は含まれています。
ほんの微量でも中毒を起こしてしまう子もなかにはいるため、愛犬に与えるのは個人的にも不安です。
アボダーム「シニア」の成分値をチェック
粗タンパク | 20.0%以上 |
粗脂肪 | 10%以上 |
粗繊維 | 6%以下 |
粗灰分 | 7%以下 |
水分 | 10%以下 |
カロリー | 321kcal/100g |
さて、肝心の成分値ですが、タンパク質は「20.0%」とやや物足りない気がします。
犬にとって最も必要な栄養素はタンパク質で、これは高齢犬も例外ではありません。
ましてや高齢犬は足腰の筋肉も衰えるので、できれば「粗タンパク質25%は欲しかったなー」というのが正直なところです。
ただ、脂質はかなり抑えられているので、運動量や代謝量が落ちて太りやすいシニア犬でも安心です。
犬レンジャイの総評

関節サポート成分もたっぷり配合されていて、危険な添加物も不使用という点は素直に評価できます。しかしながら、『アボカド』のリスクを考えると不安が残ります。
1kg1000円以上もしますし、同価格帯でもっと安全なフードを探したほうが良いかもしれません。
アボダーム『シニア』の口コミ・評判

実際にアボダーム『シニア』を購入した飼い主さんの口コミや評判もいくつかピックアップしてみました。
初めて購入したけど、うちのわんちゃんには美味しいみたいです。匂いもさっぱりしていて、シニア向けにはいいと思います。
生まれたときからずっとこれで、16歳のダックスを飼っていますが、まだ毛のツヤよくふさふさです。
このドッグフードに変えてから、15歳の愛犬の体調が良くなり安定している。
目焼けは改善されましたが、脂肪分が多いんですかね…1キロも太ってしまいました。
うちの子はそんなに喜ばなかったです。シニア用なのに大型犬~中型犬向けぐらいの大粒なので、口の小さい子や丸飲みにはご注意を。
食いつきも悪くないし、便も良好!なによりも目やにがググっと減ります。
アボダームシニアに変えて喜んで食べています。皮膚のかゆみも少なくなり、お気に入りのようです。
いい音させて食いつきもいいけど、アカナのときより目やにが増えた気がする
口コミの大半はポジティブな内容でした。「食いつきが良い」「毛艶が良くなった」という声が目立ち、アボカドによる健康被害は今のところないようですね。
また、アレルギーの原因になりやすい添加物や小麦・大豆なども含まれていないため、「皮膚のかゆみなどの症状が治まった」という声も多かったです。
少し注意したいのは「大粒で、口の小さい子には不向きかもしれない」という点です。(超)小型犬は別のドッグフードも検討したほうが良いと思います。
まとめ
今回はアボダーム『シニア』の原材料や成分、飼い主さんたちの口コミ・評判を紹介しました。
今のところアボカドの健康被害が出ていないことを考えると、アレルギーや皮膚の弱い子は一度試してみても良いかもしれませんね。
ただし、1kg1000円以上のドッグフードなら新鮮なお肉を使った100%無添加のシニア用ドッグフードもありますし、私ならそちらを選ぶと思います。
シニア用No.1の呼び声高い「ピッコロ」の評価もしているので、ぜひ参考にしてみてください。
⇒ピッコロドッグフードの口コミ評価|19歳シェルティ元飼い主が本音で解説