コスパも考察!ハッピードッグの口コミ評判|原材料を辛口評価

ハッピードッグの口コミ評判と原材料評価

今回はドイツ製のプレミアムドッグフード「ハッピードッグ」の原材料や成分を本音で評価してみました。

実際に購入した飼い主さんの口コミ・評判も紹介しているので、ぜひ購入前の参考にしてみてください。

※今回は「ミニ・アダルト」を例に見ていきます

『ハッピードッグ』の基本情報

ハッピードッグフードのパッケージ画像

出典:rakuten.co.jp

参考価格 972円(300g)、2052円(1kg)
1kgあたりの価格 約2052円
原産国 ドイツ
粗悪な原材料 チキンミール、ラムミールなど
酸化防止剤 危険性なし
着色料 なし
販売場所 ネット通販
評価 Cクラス

『ハッピードッグ』は、人間の食品と同基準の厳選したナチュラルな原材料を使用した安全・安心のプレミアムフードと公式サイトでは説明されています。

ドイツ製のプレミアムフードのなかではシェアNo.1も達成していて、知名度もなかなか高いようですね。

海外産のプレミアムドッグフードだけあって1kgあたりの価格は高めですが、果たして原材料はその価格に見合うものになっているのでしょうか?

『ハッピードッグ』の原材料・成分の安全性を評価

ドッグフードの原材料を徹底評価

それではさっそく原材料と成分を見ていきましょう。今回は「スプリームミニ(小型犬用)アダルト」を例に詳しく分析していきたいと思います。

※以下、好ましくない原材料があれば赤文字にします

原材料
トウモロコシ、チキンミール、家禽脂、米粉、ポテトプロテイン*、サーモンミール、フィッシュミール、ラムミール、ひまわり油、ビートファイバー*、アップルファイバー*(0.6%)、菜種油、乾燥全卵、塩化ナトリウム、サッカロマイセス・セレビシエ*、塩化カリウム、海藻*(0.15%)、亜麻の種(0.15%)、ミルクシスル、アーティチョーク、タンポポ、ショウガ、カンバ葉、ネトル、カモミール、コリアンダー、ローズマリー、セージ、リコリス根、タイム(ハーブ:0.14%)*、緑イ貝*(0.02%)、イースト抽出物* (*乾燥)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビオチン、Dパントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB12、コリン)、ミネラル類(鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、天然由来トコフェロール(酸化防止剤として)(*乾燥)
粗タンパク質 26.0%以上
粗脂肪 14.0%以上
粗繊維 3.0%以下
粗灰分 6.5%以下
水分 9.0%以下
カロリー 355.3kcal/100g
犬レッド
評価:Cクラス

原材料と成分をチェックしたうえで、当サイトではS~Dの5つのクラスのうち「Cクラス」とさせていただきました。おもな理由は以下の通りです。

  • 主原料にトウモロコシ(穀物)を使用している
  • ○○ミールなど中身が不明な原材料が多い
  • コストパフォーマンスが悪い

以下、簡単に1つずつ解説させていただきます。

トウモロコシの画像

まず、主原料に「トウモロコシ」を使用している点をマイナスとしました。

そもそも肉食動物である犬は、草食動物のように消化器官が長くはありません。消化に時間がかかる穀物はしっかり消化吸収されずにウンチとして出てきやすいです。

また、穀物に含まれるデンプンを分解するアミラーゼといった酵素も唾液中にほとんど持ち合わせていません。そのため、犬は穀物をうまく消化できないんですね。

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犬にとって最も必要なのはお肉(動物性タンパク質)です。トウモロコシなどの植物性タンパク質ではありません。

これは高級ドッグフードと呼ばれるものが「どれだけお肉を多く配合できるか」で競い合っているのを見れば明らかです。

消化が悪く、アレルギーの原因にもなる穀物をメインに使用しているのは安価なドッグフードでよくみられる傾向です。

白黒のニワトリの画像

次に、「チキンミール」「ラムミール」「フィッシュミール」など、中身がよく分からない表記のドッグフードが多いことも少し気になります。

一般的に「○○ミール」というのは、動物のお肉以外の部分(トサカ、クチバシ、内臓など)をミキサーでごちゃ混ぜにしたものと言われています。

※新鮮な生肉を使用している場合は「チキン生肉」といったように表記されます

『ハッピードッグ』の公式サイトでは“人間用の食品と同基準”と書かれているので、腐った内臓などは使用されていないと思いますが、中身が不明であることには変わりません。

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2017年11月14日
ばつを作る子供の画像

最後に、原材料と1kg2000円以上の価格のバランスを考えると、コストパフォーマンスが悪いと筆者は感じました。

1kg2000円以上出すのであれば、お肉がメイン&穀物不使用(グレインフリー)のドッグフードも選びたい放題です。

少し辛口になってしまいますが、全体的には価格と品質のバランスがとれていないという印象を受けました。

『ハッピードッグ』の口コミ・評判

実際に『ハッピードッグ』(ミニアダルト)を購入した飼い主さんの口コミや評判もいくつかピックアップしてみました。

食いつきが良く、太りにくく、便も固めなのが出ます。

フードを開けると、美味しそうな匂いがします。犬たちも喜んで食べてくれます。

とても食いつきが良く、喜んで食べてくれます。もう少し続けてみたいと思います。

手作りご飯との併用ですが、この子には合っているように思います。

お腹の調子も良く、体調も落ち着いているのでこれからも継続してみようと思います。

口コミの数自体はそれほど多くなかったのですが、その大半はポジティブな内容でした。「食いつきが良い」「お腹の調子が良くなった」というように、満足されている方が多いようです。

まとめ

今回は『ハッピードッグ』の原材料や成分を評価してみました。

人間の食品レベルの食材のみを使用しているため、決して粗悪なドッグフードというわけはありませんが、いかんせんコストパフォーマンスが悪いように感じました。

口コミも悪くありませんが、筆者なら同価格帯でほかのドッグフードを探すと思います。

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