
「うちの子は痩せすぎで心配…」「なんとかして太らせたいけど、どうすればいいか分からない」
あなたもこんな風に悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介する5つの方法を実践すれば、比較的短期間で、しかも簡単に愛犬を太らせることができる可能性が高いんです。
なぜなら、その方法は「これで太った!」という口コミが多く、実際に私もガリガリだった愛犬を太らせることができた方法だからです。
この記事では愛犬の体重を健康的に増やす方法や改善例をまとめています。
今回紹介する方法はいずれも健康的に体重を増やしてあげられるものなので、さっそく今日から試してみてください!
この記事の目次
犬の体重を増やす方法【一覧】
今回紹介するのは下に書いた5つの方法です。
- ドッグフードの量を増やす
- 消化吸収率とカロリーが高いドッグフードを与える
- 食事の回数を増やす(小分けにする)
- 白米をトッピングする
- パピー用ドッグフードを与える
いずれも実績のある方法ですが、まずは読み進めて「どの方法がうちの子に合うか」をチェックしてみてください!
【1】ドッグフードの量を増やす

痩せ気味の子にまず試したいのが、毎日のドッグフードの量を少し増やす方法です。
ヒトと同じで、犬も太りたければ“たくさん食べることが最も手っ取り早い方法”になります。例えば、私たちヒトの場合でも
- 2か月間必死に毎日筋トレを2時間する
- 2か月間ポテチを毎日1袋を食べる
どちらが楽に続けられて、楽に太れるかは一目瞭然ですよね(ポテチは体に悪いですが)

そもそもドッグフードのパッケージに書かれている給与量はあくまで目安。本来、その子によってベストなエサの量は違うものです。
本当はもっと栄養を必要としているのに、バカ真面目に給与量を守っているせいでやせ細っている…なんてことも考えられます。
太らせたい子にはいつもの量に少しプラスをして、1~2週間ほど体重が増えるかどうかを追ってみましょう。
改善例・口コミ
うちの子は2.7kgですが、パッケージ表示の体重4kgの量を与えています。表示通りに与えるとすぐに骨が目立つようになるので…。
とにかく食べさせる。まぁ単純ですが、うちの子も子犬の頃、その犬種の標準体重のよりもだいぶ痩せていたので、フードの袋に表記されている量より多めにあげていました。
うんちが柔らかくなるギリギリ手前のところまで量を増やしたら、ゆっくりではあるが1か月で体重が0.5kg増えてくれた。
必ずウンチの状態を確認しながら、増やすドッグフードの量を調節してください。
いくらたくさん食べても、吸収されずにウンチとして出てくれば、胃腸に負担をかけるだけです。
ウンチが固いなら少し量を増やす、ウンチが柔らかいなら少し量を減らす、といった具合に調節しましょう。
※以下、理想的なウンチの目安です。
- 形は長細く、コロンとしている
- 適度な水分とツヤがある
- つまんでも崩れない固さ
- 少し黒目の黄土色(食べたものによりますが)
【2】消化吸収率とカロリーの高いドッグフードを与える

「うちの子はたくさんの量を食べられない」「ドッグフードの量を増やすと下痢をしてしまう」
そんな子にオススメなのが“消化吸収率が高く、カロリーの高いドッグフードを与える”という方法です。
これは実際に私が飼っているマルプー♀が2か月で2.1kg⇒2.6kgまで体重を増やすことができた方法です。
少食の子に無理をしてたくさん食べさせるのは、私たち飼い主にとっても辛いこと。
また、いくらたくさん食べても、消化や吸収が悪いドッグフードの場合、ウンチになって出てくるだけで体重は一向に増えません。
消化吸収が良く、カロリーも高いドッグフードなら、食べたら食べた分だけ栄養になり、胃腸に負担をかけずに短期間で太らせることができます。
改善例・口コミ
※以下、ファインペッツドッグフード(消化吸収率87%、カロリー440kcal)の口コミを抜粋
体重が少ないので「食べなければ放っておく」ができなくて、半生などを食べさせてきたのですが、ダメ元でファインペッツのお試しを注文しました。
今まで口に運んでやったり手からじゃないと食べなかったのに、自分から食べたというだけでも驚きでした。
2か月後の血液検査や体重測定も問題なく、その効果を実感しました。
何種類かのドッグフードを数か月単位で変えていましたが、便がやわらかく体重が増えずにこまっていました。
ファインペッツを数回与えたところで軟便がおさまったので、やはり原材料が良いのだと思いました。
もともと食が細く、体型も肋骨が浮き出ている、背中をなでると背骨がゴリゴリと当たる状態でした。
こんな状態でしたので、少しでも吸収率の良いものを、だけど添加物はあんまりあげたくないし、と思いネットを探していたところ、ファインペッツにたどり着きました。
しかも、与えるのが少量でもいいので、残食もなくなりました(全部食べてもらえたというのが嬉しい)

【3】食事の回数を増やす

犬を太らせるには、ドッグフードの与える回数を1日2回から3回に増やすのもオススメです。
この方法は、胃が小さく、一度にたくさん食べると吐いてしまうような子にピッタリだと思います。
食事回数を増やすことで、胃腸への負担も軽くなり、栄養もきちんと吸収できるため、効率的に太ることができるんですね。
改善例・口コミ
我が家にも7ヶ月まで売れ残っていた犬が居ます。ガリガリで毛艶も子犬にあるまじきボロボロな貧相な姿でした。
頭と手足はそれなりにデカイのに、体は小さくて痩せ細っていて、顔もげっそりしてたので、アンバランスで…
当方では、餌の量を増やす、吐いてました。掛かり付け医曰く、給餌制限が厳しすぎて胃が小さいままなので、許容量越えて一度に食べさせちゃうと吐くしかないよね、と。
なので、1回量は吐かない程度に抑えて、かわりに回数を増やして1日の総給餌量を増やすように、と。
生後7ヶ月の犬に、1日4回給餌してました。1歳近くまで3回。買い取ってきた当日の体重7Kg。
やっとこさ適正な体型になったと獣医さんから御墨付きをもらった1歳3ヶ月の現在は10Kg。
今は1日2回の給餌でも、もう吐かなくなりました。
1日3回にわけて与える場合は、1回あたりの食事量はやや減らすようにしましょう。
1日2回のときと同じ量を1日3回与えると、下痢や軟便になってしまう可能性もあります。
そのため、1日3回のトータルで以前よりも少し食べる量が増える程度を目指しましょう。
【4】太りやすい白米をトッピングする

ドッグショーに出場する犬のなかには、短期間で太るために白米をメインに食べる子もいるそうです。
白米はそのほとんどが糖質で構成されており、カロリーも高いため、簡単にカロリーオーバーになる食材なんですね。また、ほかの穀物よりもアレルギー性が低いのも安心です。
決して消化が良いわけではありませんが、炊いたお米なら犬に与えても問題ありませんし、体重を増やす点では貢献してくれるはずです。
白米をトッピングする方法はあくまで奥の手だと思ってください。というのも、白米がないとドッグフードを食べない子になってしまう恐れもあるからです。
トッピングの代わりにおやつとして与えるのも良いと思います(味付けは不要です)また、下痢や軟便を避けるために、小型犬で1日20~30g程度、中・大型犬で30~60g程度を目安にしてください。
【5】幼犬用のドッグフードを食べさせる

ドッグフードの量は増やさずに、高カロリーなパピー用ドッグフードを与えて太らせる飼い主さんもいるそうです。
妊娠中の犬にパピー用のフードを与えるブリーダーさんもいるそうなので、愛犬を太らせる1つの方法としてはアリなのかもしれません。
ただし、この方法もあくまで“その場しのぎ”であることに注意してください。ずっとパピー用のドッグフードを与えるわけにもいかないので、痩せ気味が改善したら元のフードに戻す必要があります。
その時に、元のフードを食べなかったり、元のフードでまた痩せてしまう恐れもあるんですね。

健康を害する恐れアリ!犬の体重を増やすNG行動

世の中には犬を太らせる方法で間違った情報も流れています。ここでは代表的な2つのNGパターンを見ていきましょう。
運動量を減らして太らせるのはダメ!

「散歩などを控えることで、消費カロリーを抑えて愛犬を太らせる方法がオススメだ」という情報もネット上には溢れています。
しかし、散歩は犬にとって“ストレス発散の場”であり、ある意味“生きがい”でもあります。
散歩を控えることで体重は増えるかもしれませんが、
- ストレスがたまる
- 足腰の筋力の低下
- 心肺機能の低下
などのデメリットもあり、ほかのトラブルに悩まされることになるので、痩せ気味の子でも必ず散歩は毎日してあげましょう。
おやつを太らせるのもNG!

ジャーキーなどのおやつも太りやすいので、ついつい与えたくなるかもしれません。しかし、おやつのなかには添加物がたっぷり使用されているものもあります。
また、美味しいおやつに慣れてしまい、ドッグフードを食べなくなる子も後を絶ちません。
犬におやつは不必要なので、フルーツなどの栄養が摂れるものをおやつ代わりに与えることをオススメします。
愛犬を健康的に太らせる!おすすめのドッグフード


ネット通販で大人気のカナガンドッグフード。消化の良い原材料だけを使用しているため、食べたら食べた分だけ太れるドッグフードです。
食いつきの良さは数あるドッグフードのなかでもトップクラスで、ついつい食べ過ぎて太ってしまう子も多いことで有名なドッグフードです。
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ
原材料には人間でも食べられるレベルの食材を使用し、添加物や粗悪なお肉、消化の悪い穀物は一切使用されていません(無添加&グレインフリー)。
もちろん売れているドッグフードだけあって栄養も満点。原材料の51%をチキンが占める高タンパクドッグフードとなっています。
「うんちが固くなった」という口コミが多いことからも、しっかり食べた分は吸収されていることが分かります。
ドッグフード名 | 粗脂肪 | カロリー/100g |
カナガン | 17.0% | 約361kcal |
モグワン | 12.0% | 約344kcal |
アランズ | 12.5% | 約334kcal |
高品質で安全なプレミアムドッグフードのなかでも、カナガンはカロリーや脂肪が比較的高いのが特徴です。
そのため「カナガンは食べ過ぎたら太る」と言われることも多いのですが、痩せ気味の子にとってはこれもポジティブな内容です。

ちなみにカナガンのカロリーが高い理由は“お肉がたっぷり含まれるから”です。
決して安物のドッグフードのように穀物でかさ増しをして、余計にカロリーを増やしているわけではありません。
お肉のタンパク質もしっかり摂れるので、自然と筋肉もつくため、健康的に太らせるにはうってつけなんです!

消化が良くて、カロリーも高い。食いつきの良さも抜群。そんなカナガンなら今のドッグフードで頑張るよりも、太るスピードは何倍も速くなるはずです!ぜひお試しあれ。
まとめ
今回は犬の体重を健康的に増やす5つの方法を紹介しました。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- ドッグフードの量を増やす
- 消化吸収率とカロリーが高いドッグフードを与える
- 食事の回数を増やす
- 白米をトッピングする(おやつ代わりに与える)
- パピー用ドッグフードを与える
今回紹介した方法は、注意点さえ守れば、いずれも犬の健康を害することなく、健康的に体重を増やすことのできる方法です。
そのなかでも、太るスピードを考えれば、太りやすいドッグフードを与えるのが一番早いはずです。
幸いにも犬のカラダはヒトより何十倍も小さいため、体重増加もヒトより短期間で確認できます。
毎日2時間の筋トレを2か月よりも、毎日ポテチを1袋のほうが楽で速いんですよね。消化吸収率の高い栄養たっぷりのドッグフードをガツガツ食べてもらうのが一番です!
(参考)痩せている犬が目指すべき体型

出典:環境省HP
「うちの子ってかなり痩せてるのかな?」「どこまで体重を増やしてあげればいいか分からない」
そんな方にオススメなのが、環境省が推奨する「BCS(ボディコンディションスコア)」を参考にする方法です。
そもそも犬の体重というのはあくまで目安で、ベスト体重というのは個体ごとに異なります。
そこで理想的な体型の目安として、上の画像のようなBCSを参考にするんですね。
犬種・年齢を問わず、目指すべき体型はBCS3(標準体型)となっています。BCS3の特徴は以下を参考にしてください。
- 過剰な脂肪の沈着なしに、肋骨が触れる
- 上から見て肋骨の後ろに腰のくびれが見られる
- 横から見て腹部の吊り上がりが見られる

おまけ|こんな子は痩せていても大丈夫
痩せていても問題がない犬もなかにはいます。ご自身のワンちゃんにも当てはまるかもしれないので、念のためチェックしてみましょう。
高齢犬・シニア犬(6歳~)

食べているのに痩せてしまうというのは、実はシニア犬にはよくあることです。これは年齢を重ねるにつれて繁殖に必要な体力が落ち、体の脂肪が少なくなるからです。
病気ではなくしっかり食欲もあるなら、そこまで心配する必要はありません(それでも心配なら獣医さんに診てもらいましょう)
季節限定(冬)で痩せる子もいる

ごく稀に「冬だけ体重が減る」というワンちゃんもいます。原因は明らかではありませんが、寒さで体を震わせることで脂肪が燃焼しているからというのが有力な説です。
この場合も、食欲があって元気なら、温度管理だけしっかりしてあげれば大丈夫でしょう。
痩せているのが正常な犬種

イタリアングレーハウンドやサルーキのように、あばらが浮き出ているくらいがベスト体型という犬種もいます。
もちろん当の飼い主さんなら知っているはずですが、もしこうした犬種に該当する場合は痩せていても心配はいりません。
犬を太らせるのにとっておきのドッグフードは最後に紹介しますが、できるだけ短期間で太らせたい飼い主さんには「ファインペッツ」ドッグフードもオススメです。
消化吸収率87%・高カロリー(440kcal/100g)なので、数あるドッグフードのなかでも太りやすい仕様になっています。
⇒ファインペッツドッグフードの口コミ・評判はコチラ