アレルギーを食い止める!メディコートアレルゲンカットの評判と口コミまとめ

上を見上げる犬の画像

「メディコートアレルゲンカットって実際どうなの?」「アレルギー体質のうちの子でも安心して食べられるドッグフードが欲しい」

そんな飼い主さんに向けて、今回は「メディコートアレルゲンカット」の原材料や成分を本音で評価してみました。

記事下部では実際に購入した飼い主さんの口コミも紹介しているので、ぜひ購入前の参考にしてみてください。

※今回は「魚&えんどう豆(1歳から成犬用)」を例に見ていきます

メディコート『アレルゲンカット』の基本情報

メディコートアレルゲンカット(えんどう豆)のパッケージ画像

出典:Amazon.co.jp

参考価格 1300円(500g×2)、3200円(500g×6)
1kgあたりの価格 1300円
原産国 日本
粗悪な原材料 動物性油脂
酸化防止剤 危険性なし
着色料 なし
販売場所 店頭販売、Amazon、楽天など
評価 Bクラス

メディコート・アレルゲンカットは公式サイトの説明によると、「食物アレルギーに配慮して、たんぱく源を限定したフード」とのこと。

そのなかでも今回紹介する「魚&えんどう豆蛋白」では、タンパク源はアレルゲンになりにくい「魚」「えんどう豆」だけになっています。

なかなか「魚」と「えんどう豆」を主原料にしたドッグフードは見かけませんが、果たしてその中身は口コミはどうなっているのでしょうか?

さっそく次の項目で詳しくチェックしていきましょう。

メディコート『アレルゲンカット』の原材料・成分の安全性を評価

読書をするラブラドールレトリバーの画像

それではさっそく原材料と成分を見ていきましょう。※以下、好ましくない原材料があれば赤文字にします

原材料
豆類(えんどう豆たん白、えんどう豆繊維)、でん粉類(コーンスターチ)、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源、フィッシュエキス)油脂類(動物性油脂)、種実類(ゴマ粉末)、糖類(フラクトオリゴ糖)、セレン酵母、ビタミン類(A、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
粗タンパク質 21.0%以上
粗脂肪 7.5%以上
粗繊維 9.5%以下
粗灰分 9.0%以下
水分 10.0%以下
カロリー 約325kcal/100g

 

犬レッド
評価:Bクラス

原材料にはアレルギーの原因になりやすい食材も見られず、不要な添加物も使用されていないため、アレルギーにはしっかり配慮されている印象を受けました。

しかし、赤文字で記したように原材料で少し気になった部分もあり、「完璧なドッグフードか?」と聞かれると自信をもってうなずけないのが正直な感想です。

以下、気になった部分をカンタンに解説していきますね。

『魚介類』の中身が不明

魚(イワシ)の画像

魚介類『フィッシュミール』『フィッシュエキス』といった表記がありますが、これでは「なんの魚のどの部分なのか?」が全く分かりません。

廃棄される魚や不要となった魚を使用している可能性もありますし、「新鮮な魚を使っている」といった但し書きもなかったのが少し気になりました。

※高品質なドッグフードなら「○○ミール」「○○エキス」という表記には必ず「新鮮な鶏肉を使用」などの但し書きがあります

『動物性油脂』は粗悪な原材料

マスクをしているパグ(犬)の画像

油脂類として使われている『動物性油脂』ですが、これは避けたい原材料の1つです。そもそも『動物性油脂』とは一体何なのか?

工場にもよりますが、安楽死させられた動物事故死した動物は、肉や内臓を混ぜ合わせて『ミートミール』としてメーカーに出されます。

その過程で、『ミートミール』から薬品を使って脂肪分を抜き出したものが『動物性油脂』です。

薬品が使用されていたり、どんな動物が原料になっているのかが全く不明なので、『動物性油脂』を含んでいるドッグフードは私は避けるようにしています。

犬レンジャイの総評

犬レッド

アレルゲンカットいうだけあって、アレルギーになりやすい「小麦」や「トウモロコシ」、不要な人工添加物などが使われていない点は素直に好感が持てます。

しかし、低品質なフードで見られる「動物性油脂」「○○ミール」という原材料も見られたため、消化不良などのリスクは考えられます。

1kgあたり1000円以上という価格も考えると、筆者からは強くオススメすることはできません。ただし、チキンなどにアレルギーがある子にとっては重宝するかもしれませんね。

メディコート「アレルゲンカット」の口コミ・評判

イエスとノーの女性の画像

実際に「メディコートアレルゲンカット」(魚&えんどう豆)を購入した飼い主さんの口コミや評判もいくつかピックアップしてみました。

目やにが止まりました。これが一番合っているようです。が、うんちの回数が多いのが気になります。

肉ナシなので、アレルギーが疑われる子にとっては選択肢として良いです。

食いつきが良い。うちのワンちゃんは食の好みが激しくて、ドッグフードの選り好みが激しい。

メディコートの魚・えんどう豆はパックを開けた時点ですり寄ってきました。驚きです。

いつも食べているフードです。アレルギーがあるワンちゃんには良いと思います。

うちの犬はアレルギーが多くて、鶏・ラム・サーモン・米などが無理で、アレルギー食を食べさせると耳の下が腫れてしまいます。

もっと早くこのエサに出会いたかったです。

いろいろアレルギーに良さそうなフードを試した結果、白ポメプーの涙やけが少し治ってきました。

脂っぽさはないです。そのせいか、ウンチはパサパサです。魚だけに金魚の餌のにおい、食べたお口も魚くさいです。

今までのアレルギー用フードが製造中止になったので購入しましたが、嘔吐の回数が増えたので合わないようです。

全然食べない。おいしくないんだろうか?しばらく与え続けてみるが。

商品自体は満足ですが、商品本体に謎のテープがついていたり、少し汚れていたのが気になりました。清潔感には気を使っていただきたいです。

口コミを見てみると、「アレルギー症状が治まった」という声もたくさん見かけました。

「チキン」「ラム」「サーモン」などにアレルギーを持っている子はかなりドッグフードの選択肢が狭まると思いますが、メディコートの「魚&えんどう豆」ならこうした食材も使用されていないため重宝しそうです。

しかし、「全然食べてくれない」という声も目立つように、やはりお肉メインのドッグフードには食いつきが劣る印象も受けました。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は『メディコートアレルゲンカット』の原材料や成分を評価してみました。

良くも悪くも“値段相応のドッグフード”という感じですが、アレルギー体質の子のなかには「これしか食べられない」という子もいると思います。

そういった意味ではすごく存在意義があると思いますし、危険な添加物なども使用されていないので一度試してみても良いかもしれませんね。

※『動物性油脂』などが心配な方は、ほかのアレルギー対応ドッグフードを検討してみることをオススメします。




2019年度版
無添加ドッグフードランキング

当サイトでは全70種類以上のドッグフードを徹底評価しています。
そんな当サイトがおすすめする、高品質なドッグフードを紹介します。