
今回は「モッピー・プロフェッショナル」ドッグフードの原材料や成分を本音で評価してみました。
記事下部では実際に購入した飼い主さんの口コミも紹介しているので、ぜひ購入前の参考にしてみてください。
『モッピープロ』の基本情報

出典:http://www.godogproducts.racing/-p-2348.html
参考価格 | 5021円(7.5kg) |
1kgあたりの価格 | 約670円 |
原産国 | オーストラリア |
粗悪な原材料 | 小麦、動物性油脂など |
酸化防止剤 | 危険性なし |
着色料 | なし |
販売場所 | ネット通販 |
評価 | Cクラス |
『モッピープロフェッショナル』は、世界の数々のドッグフードを研究・開発してきたオーストラリアの大学教授が日本の風土、環境に合わせて処方を作成したドッグフードとのこと。
公式サイトを見ると、原材料はアレルギーやウンチの匂いにも配慮されており、酸化防止剤も天然由来の成分のみが使用されています。
これだけを見るとすごく良さそうに思いますが、果たして実際の中身はどうなんでしょうか?さっそく次の項目で詳しくチェックしていきましょう。
『モッピープロ』の原材料・成分の安全性を評価

それではさっそく原材料と成分を見ていきましょう。今回は「アダルト・成犬以上」を例に詳しく分析していきたいと思います。
※以下、好ましくない原材料があれば赤文字にします
粗タンパク質 | 20%以上 |
粗脂肪 | 12%以上 |
粗繊維 | 3.5%以下 |
粗灰分 | 7%以下 |
水分 | 8%以下 |
カロリー | 320kcal/100g |

原材料と成分をチェックしたうえで、全体的な評価はCクラス「見た目や売り上げを重視したドッグフード」とさせていただきました。
まず、主原料には『小麦』が使用されていますが、そもそも小麦やトウモロコシなどの穀物は犬にとって消化が悪いものです。
犬は本来肉食動物なので、犬のカラダもお肉を消化しやすいつくりになっています。
また、犬はアミラーゼなどの消化酵素もほとんど持たないため、穀物を消化するのが苦手です。

また、『小麦』は穀物のなかでもアレルギーになりやすいことで知られています。そのため、小麦をメインにするドッグフードは少なく、近年ではグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードもたくさん販売されています。
- 牛肉(34%)
- 乳製品(17%)
- チキン(15%)
- 小麦(13%)
- 大豆(6%)
※2015年ドイツミュンヘンの『ルートヴィヒ・マクシミリアン大学』の調査結果を参照
『小麦』をメインにしているため、タンパク質「20%」と数値も低く、犬にとって最も必要な『動物性タンパク質』が十分に摂れるか不安です。
その他、中身が不明な原材料(死骸や内臓を使っている可能性も考えられるもの)も目立つため、「犬の健康よりも見た目や売り上げを重視したドッグフード」という評価をさせていただきました。
小麦 | 消化が悪い、アレルギー性高 |
家禽(チキン、ターキー等) | 「等」の中身が不明 |
コブラミール | コブラのどの部分をどう加工したのかが不明 |
動物性油脂 | フードの匂いやベタつきの原因に |
コーングルテンミール | コーンの副産物(かさ増し) |
犬レンジャイの総評

公式サイトでは「アレルギーにも配慮している」とアピールされていましたが、実際の原材料は“その真逆”という印象を受けました。
低品質な食材も目立ち、良くも悪くも“値段相応のドッグフード”というのが筆者の正直な感想です。
「愛犬の健康のためになるドッグフードか?」と問われると、決してそうではないと思うので、当サイトではオススメすることはできません。
『モッピープロ』ドッグフードの口コミ・評判

実際に『モッピープロ』を購入した飼い主さんの口コミや評判もいくつかピックアップしてみました。
犬を2頭飼っていますが、どんどん毛艶も良くなり健康そのものです。このフードを信頼しています。
犬の食いつきも良く、体調もいいです。とても安心です。
いいみたい。よく食べますよ。
食いつきも良く、フード独特の嫌な匂いもしません。
犬が飽きない等、良い点が多いので気に入っているのですが、あまり太れないのでカロリーが低いのでは?と心配になることもあります。
値段相応。うんちが臭くなります。
食いつきはまあまあ。コブラって犬が食べてもいいのか…
穀物(小麦)がメインなので絶対に買わない。
同じ値段でももう少しマシなフードがあると思う。オススメしません。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は『モッピープロ』ドッグフードの原材料や成分を評価してみました。
値段が安いというメリットはありますが、あくまで“安さをウリにしたドッグフード”の範囲は出ないと思います。
「犬の健康を第一に考えて作られたドッグフード」はどうしても1kg1000円以上はしますが、筆者は愛犬のためにも再検討されることをオススメします。