【後悔する前に読むべき】モアソフトドッグフードの本当の口コミ・評判

シェットランドシープドッグの子犬の画像

今回は「モアソフト・チキンライト」の原材料や成分を本音で評価してみました。

記事下部では実際に購入した飼い主さんの口コミも紹介しているので、ぜひ購入前の参考にしてみてください。

『モアソフト』ドッグフードの基本情報

モアソフトドッグフードのパッケージ画像

出典:Amazon.co.jp

参考価格 1514円(600g)
1kgあたりの価格 2523円
原産国 日本
粗悪な原材料 小麦など
酸化防止剤 ソルビン酸カリウムなど
着色料 なし
販売場所 店頭販売、楽天、Amazonなど
評価 Dクラス

今回紹介する「モアソフト・チキンライト」は食物アレルギーに配慮したドッグフード(肥満犬・ダイエット用)となっています。

1kgあたり約2500円という価格は決して安くあありませんが、公式サイトに書かれているようにアレルギー&肥満対策になるのならこの値段も妥当だと感じます。

果たしてその中身は値段に見合ったものになっているのでしょうか?さっそく次の項目でチェックしていきましょう。

『モアソフト』の原材料・成分の安全性を評価

ジャックラッセルテリアの画像

それではさっそく原材料と成分を見ていきましょう。※以下、好ましくない原材料があれば赤文字にします

原材料
肉類(鶏・鶏ササミ・鶏レバー)、小麦粉、脱脂大豆、でんぷん類、小麦ブラン、砂糖、小麦たん白、オリゴ糖、野菜類(トマト・にんじん)、乳酸菌(ラクリス)、アマニ油、ギムネマシルベスタ抽出物、L-カルニチン、γ-リノレン酸、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、ミネラル類(カルシウム・リン・鉄・マンガン・亜鉛・銅・ヨウ素・コバルト・ケイ素)、膨張剤、リン酸塩(Na)、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(エリソルビン酸Na)、ビタミン類(A・B2・B12・D・E・コリン)、メチオニン
粗タンパク質 18.0%以上
粗脂肪 3.5%以上
粗繊維 2.0%以下
粗灰分 7.5%以下
水分 30.0%以下

 

犬レッド
評価:Dクラス

主原料に国産の『鶏肉』を使用している点は素直に評価できます。犬に必要な『動物性タンパク質』も十分に摂れますし、穀物をメインにしている安価なドッグフードとは一線を画します。

しかし、赤文字で記したように犬にとって好ましくない原材料も多く見られたため、全体的な評価はDクラスとさせていただきました。

以下、原材料で気になったところをカンタンに解説させていただきます。

アレルギーになりやすい『小麦』系の食材が多い

小麦の画像

原材料を見ると、『小麦粉』『小麦ブラン』『小麦たん白』など小麦系の食材が目立ちます。

私たちヒトにとっては小麦も馴染みのある食材ですが、実は犬にとってはアレルギーになりやすい食材として知られています。

アレルギーになりやすい食材【一覧】

  • 牛肉(34%)
  • 乳製品(17%)
  • チキン(15%)
  • 小麦(13%)
  • 大豆(6%)

※2015年ドイツミュンヘンの『ルートヴィヒ・マクシミリアン大学』の調査結果を参照

小麦を食べると必ずアレルギーになるわけではありませんが、少なくとも公式サイトで説明されているような「食物アレルギーに配慮したフード」とは言えないのではないでしょうか?

危険とされる人工添加物を使用している

マスクをしているパグ(犬)の画像

保存料「ソルビン酸カリウム」と酸化防止剤「エリソルビン酸ナトリウム」は、犬の健康を害する添加物として知られています。

ソルビン酸はマーガリンやジャムなどによく使われるのですが、動物実験では発育不肝臓障害を引き起こすと認められています。

万が一のことを考えると、愛犬が毎日食べるドッグフードにこうした添加物が含まれているのは好ましいとは言えません。

【被害報告も】ドッグフード危険な原材料・成分と添加物|粗悪品の見抜き方

【ヤバさが分かる】ドッグフード危険な原材料・成分と添加物【一覧表】

2017年11月14日

犬レンジャイの総評

犬レッド

主原料にお肉をたっぷり使用している点には好感が持てますが、いかんせん不必要な原材料が目立つ印象です。

脂肪分は抑えられているのでダイエットの効果には期待できるかもしれませんが、粗タンパク質も「18.0%」とかなり低く、栄養面でも少し不安が残ります。

1kg2000円以上も出すなら、他にもっと良いドッグフードはあると思います。

「モアソフト」ドッグフードの口コミ・評判

イエスとノーの女性の画像

実際にモアソフト「チキンライト」を購入した飼い主さんの口コミや評判もいくつかピックアップしてみました。

7歳の我が家の犬にチキンシニアを与えていますが、変わらずこちらも気に入ったようです。

カロリー控えめらしくフードの色が少し薄いですが、柔らかさ・香りなどは同じ印象です。

小分けはうれしいですが、100g単位は少し小さすぎです(うちの場合)

こちらはチキンの生肉を使用しています。何が混ざっているか分からない安価なカリカリに比べたら、はるかに信頼度が上です。

普段からチキン味が大好きなのですが、脂肪分約50%OFFだとしっかり食べるのか心配でした。

この製品は最初から食いつきが良く、食べ終わってもすぐにまた欲しがります。

普段はドライフードはあまり食いつかない柴犬(9歳)です。小粒のセミ・モイストタイプでちょっとオヤツっぽい感じが良かったのか、お皿に出すとすぐに食べ始めてくれました。

100gごと個別の袋に入っているので旅先に運ぶのは便利です。

容量が少ないので、基本的には小型犬用だと思いますが、ソフトタイプなので歯が弱った老犬にも良いと思います。

半生タイプで小分けになっているので管理しやすいです。6パックしかないので、すぐになくなってしまうのがツライところです。

口コミを見てみると、「カリカリを食べない子も食べた」「おやつ感覚で食べてくれる」という声が目立つように、半生タイプならではの食いつきの良さを実感している方も多いようです。

しかし、1パック100gという容量の少なさから中型犬・大型犬には不向きという声もあり、大型犬にもなると1袋(100g×6)=1食分となり経済的に厳しいという家庭もあるようです。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は『モアソフト』(チキンライト)の原材料や成分を評価してみました。

少し辛口になってしまいますが、「食物アレルギーに配慮している」という割にはアレルギーになりやすい食材を使用している点は大きく割り引く必要があります。

また、タンパク質の低さも見ても分かるように、あくまで見た目の「脂肪の数値」を抑えただけの可能性もあるため、肥満の子にもあまりオススメはできないというのが筆者の意見です。




2019年度版
無添加ドッグフードランキング

当サイトでは全70種類以上のドッグフードを徹底評価しています。
そんな当サイトがおすすめする、高品質なドッグフードを紹介します。