プリンシプルドッグフードを徹底評価|口コミや評判まとめ

プリンシプルドッグフードの口コミ評判と原材料成分評価

「プリンシプルを与えようか迷っているけど、実際どうなの?」「添加物の危険性やみんなの口コミが知りたい!」

そんな飼い主さんに向けて、今回は『プリンシプル』ナチュラルドッグフードの原材料や成分を本音で評価してみました。

実際に購入した飼い主さんの口コミと合わせて、メリットやデメリットなども見ていきたいと思います。

『プリンシプル』ナチュラルドッグフードの基本情報

プリンシプルナチュラルドッグフードの画像

出典:Amazon.co.jp

参考価格 3348円(3kg)
1kgあたりの価格 1116円
販売会社 ワイ・エス・エンタープライズ
生産国 アメリカ
粗悪な原材料 コーングルテンミール、ビートパルプなど
酸化防止剤 危険性ナシ
着色料 不使用
販売場所 店頭販売、Amazon、楽天など
評価 Bクラス

『ナチュラルドッグフード』『グレインフリー』など、複数のシリーズを展開する『プリンシプル』ドッグフード。

公式サイトによると、「現在、世界市場で販売されている有名ドッグフードとの比較テストの結果、栄養価・嗜好性・安全性の優秀性が実現されています」と説明されています。

しかし、筆者が公式サイトを見たところ、「10年前のデザインみたいで、本当に大丈夫なの?」と思ってしまったのですが…実際はどうなんでしょう?

1kgあたりの価格も安くないため、しっかりとドッグフードの中身で判断していきたいと思います。

『プリンシプル』ナチュラルドッグフードの原材料・成分を評価

ドッグフードの原材料を徹底評価

それでは、さっそく『プリンシプル』ナチュラルドッグフードの原材料と成分を見ていきましょう。今回は「アダルト(成犬用)」を例に、詳しく分析していきます。

※以下、好ましくない原材料は赤文字にしています。

原材料
良質鶏肉粉、ライス、コーン粗末、コーン粉末、鶏肉脂肪(酸化抑制剤トコフェノール配合)、コーングルテンミール、乾燥ビートパルプ(糖質カット)、天然風味、亜麻仁、乾燥全卵、キャノラオイル、醸造酵母、塩化カリウム、レシチン、タウリン、L-リジン、ローズマリーエキス、L-カルニチン、グルコサミン、コンドロイチン、塩化コリン、ビタミンE源補給、ビタミンA補給、アスコルビン酸(ビタミンC源)、ビタミンD3補給、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、チアミン硝酸塩(ビタミンB1源)、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6源)、リホフラビン補給、葉酸、ビオチン、ビタミンB12補給、多糖類海藻灰亜鉛複合物、鉄、マンガン、銅、硫酸亜鉛、硫酸銅、硫酸マンガン、ヨウ素酸塩カルシウム、コバルト炭酸塩、亜セレン酸ナトリウム
粗タンパク質 24.0%以上
粗脂肪 15.0%以上
粗繊維 3.0%以下
水分 11.0%以下
灰分 6.5%以下
カロリー 407kcal/100g
犬レッド
評価:Bクラス

全体的な評価は『Bクラス』とさせていただきました。主原料には良質なチキンを使用し、危険な着色料や保存料なども不使用なので、市販の低価格ドッグフードとは一線を画します。

ただし、原材料を見て少し気になった点もあったので、以下メリット・デメリットを解説していきますね。

主原料の『良質鶏肉粉』は危険!?

ニワトリの画像

一般的に『○○粉』は「動物のお肉以外の部分も入っていて危険」と言われていますが、『プリンシプル』の場合は例外です。

まず原材料に“良質”鶏肉粉と書かれていることから、死んだ動物のお肉を使用している可能性はないでしょう。また、公式サイトでも「鶏肉粉には内臓が含まれているが、これは心臓機能の維持に必要なタウリンが含まれているから」と明記されています。

市販の激安ドッグフードのようなクチバシやトサカをミキサーしたものとは違う、ということですね。

ただし、鶏肉粉のように粉末状にしたものは、チキン生肉などよりも消化が悪いので、お腹が弱い子などは少し注意です。

添加物に危険性はナシ!

マスクをしているパグ(犬)の画像

酸化防止剤には天然のトコフェノールを使用し、着色料・安定剤などの人工添加物もみられません。

口コミのなかには「粒の色が違うものが混じっている…」という声もありますが、これも「粒の色を均一にするような添加物を一切使っていないため」という説明があります。

穀物が多く含まれる…

トウモロコシの画像

トウモロコシや小麦などの穀物は、犬にとって栄養価が低くアレルギーになりやすいというのはご存知かと思います。

しかし、『プリシンプル』では以下のような穀物がたっぷり使用されています。

  • コーン粗粉
  • コーン粉末
  • コーングルテンミール

ちなみに、コーングルテンミールなどは本来廃棄されるものです。タダ同然で手に入るため、低品質なドッグフードではよくみられる原材料なんですね。

また、公式サイトには「一定量の穀物は必要だ」と書かれていますが、これだけ穀物を使用していると「コストダウンを意識しているのかな…」と勘ぐってしまいますよね。

メーカー自体が信頼できない…

ばつを作る子供の画像

原材料はさておき、「このメーカーから買うのは少し不安だな…」と感じる部分もありました。

  • 公式サイトのデザインが(10年前かのように)古い
  • 他のメーカーを批判するような説明が多々ある
  • 「穀物は犬にとって必要だ」と言いながら、グレインフリーの製品を販売している

あくまで個人的な意見ですが、いろいろ調べるうちに「この会社、大丈夫かな?」と思うようになりました。

“信頼できるメーカーかどうか”もドッグフード選びでは大切なポイントなので、これも少しデメリットかなと思います。

当サイトの結論

犬レッド
原材料もそこまで悪くはありませんが、かといって良くもなく…

「犬にとってベストなドッグフードか?」と聞かれると、自信をもってイエスと答えられないのが正直なところです。

同じ価格帯でも、もっと信頼できるメーカーもあるので、私はそちらを選ぶと思います。

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『プリンシプル』ナチュラルドッグフードの口コミ・評判

実際に『プリンシプル』ナチュラルドッグフードを購入した飼い主さんの口コミや評判もピックアップしてみました。

ずっと愛用しています。好き嫌いの多い我が家の犬たちが飽きずに食べてくれる貴重なフードです。値段も良心的です。

知人のすすめで与えてみたら、なんとウンチが臭くないし、やわらかくなくなりました。

食いつきは普通。フンは黒くなって下痢がなくなった。値段はもう少し安ければリピートしたい。

配送ミスだと思いますが、袋が30cmくらい破れて、中身がごっそり漏れ出ています。

あまりにひどいので交換できないかと調べてみると、この商品は返品できませんとのことでした。

ブリーダーさんから紹介され、使い続けています。

袋にジッパーが付いていないので、ほかの容器に移して使わなければいけませんでした。

保存するのも少し不便です。

意外にも口コミの大半は高評価でした。「ずっと使い続けている」というリピーターさんも多いようです。

また、大袋で売られている場合もあるようですが、袋にジッパーがついていないため、フードの酸化には注意したほうが良さそうですね。※特に多頭飼いや大型犬の家庭は要注意です

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は『プリンシプル』ナチュラルドッグフードの原材料や成分を評価してみました。

主原料にチキンを使用し、危険な添加物も使わないナチュラルな原材料は素直に評価できます。「見栄えや値段よりも、犬の健康のことを考えて作られたドッグフード」と言って良さそうですね。

しかし、かさ増しの穀物も少なからず見られ、メーカーも信頼できるかどうか微妙なところです…。

同価格帯でもっと信頼できるメーカーもあるので、他のドッグフードも検討してみたいところですね。

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