プロフェッショナル・バランス「1歳から成犬用」を徹底評価|みんなの口コミや評判まとめ

犬の画像

「プロフェッショナルバランスって実際どうなの?」「添加物の危険性やみんなの口コミが知りたい」

そんな飼い主さんに向けて、今回は『プロフェッショナルバランス(1歳から成犬用)』の原材料や成分を本音で評価してみました。

実際に購入した飼い主さんの口コミや評判をもとに、メリットやデメリットなども見ていきたいと思います。

「プロフェッショナルバランスを買おうかどうか迷っている」という方はぜひ参考にしてみてください。

プロフェッショナルバランス(1歳から成犬用)の基本情報

プロフェッショナルバランスのパッケージ画像

出典:Amazon.co.jp

参考価格 3456円(3kg)6156円(6kg)
1kgあたりの価格 1026~1152円
販売会社 ペットライン(PETLINE)
生産国 日本
粗悪な原材料 コーングルテンミール、動物性油脂など
酸化防止剤 危険性ナシ
着色料 不使用
取扱店 ペットショップ、Amazonなど
評価 Cクラス

“日本の愛犬に健康を届けるバランスフード”というコンセプトのもと、ペットライン社が製造している『プロフェッショナル・バランス』。

シリーズを通して大きな特徴は、下部尿路(膀胱や尿道などの疾患)に配慮されている点です。

そのなかでも『1歳から成犬用』は、公式サイトで以下のように説明されています。

  • 下部尿路の健康維持に配慮
  • 健康な皮膚・被毛の維持
  • お腹の健康を維持
  • 歯と骨格の健康を維持

これだけを見ればすごく良さそうに見えますが、果たして実際の中身はどうなんでしょうか?さっそく次の項目で詳しくチェックしていきましょう。

『プロフェッショナルバランス』の原材料・成分の安全性を評価

読書をするラブラドールレトリバーの画像

それでは、さっそく『プロフェッショナルバランス(1歳から成犬用)』の原材料と成分を見ていきましょう。

※以下、好ましくない原材料は赤文字にしています

原材料
穀類(とうもろこし、コーングルテンミール)、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから)、油脂類(動物性油脂、フィッシュオイルパウダー:DHA源・EPA源、ガンマ-リノレン酸)、魚介類(フィッシュミール)、糖類(フラクトオリゴ糖)、ブドウ種子エキス、共棲発酵エキス(乳酸菌、納豆菌、酵母菌)、シャンピニオンエキス、ビタミン類(ビタミンA 、ビタミンE、ビタミンK3、ビタミンB1、ビタミンB2、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビオチン、ビタミンB12 、ビタミンC 、塩化コリン)、ミネラル類(炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸鉄、亜鉛アミノ酸複合体、炭酸亜鉛、炭酸マンガン、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム、硫酸コバルト)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
たんぱく質 24.0%以上
脂質 10.0%以上
粗繊維 3.5%以下
粗灰分 8.5%以下
水分 10.0%以下
カロリー 約350kcal/100g

 

犬レッド
評価:Cクラス

原材料と成分をチェックしたうえで、当サイトではCクラスと少しネガティブに評価しました。

全体的な印象は、危険な添加物は見られないものの、何が使われているのか不明な原材料が目立ち、栄養価も低いように感じました。

以下、気になったポイントをいくつか解説していきますね。

主原料に穀物を使用している

トウモロコシの画像

主原料は「とうもろこし」「コーングルテンミール」といった穀物ですが、穀物(植物性タンパク質)は犬にとって栄養価値の低い食材です。

さらに、トウモロコシは穀物のなかでもアレルギーを発症する子も多く、ドッグフードが原因でアレルギーになる恐れもあります。

また、コーングルテンミールは廃棄されるはずの原材料で、栄養価値はほとんどありません。

こうして主原料だけを見ても、犬の健康よりも“安さをウリにしたドッグフード”という印象を強く受けました。

サングラスをかけたパグの画像

ドッグフードの各主原料(お肉・魚)の特徴・メリット・デメリットを比較

2017年11月14日

肉類の中身が不明すぎる…

ニワトリの画像

肉類(ミートミール・チキンミール・チキンレバーパウダー)といった表記がありますが、これは少し注意したほうがいい表記です。

というのも、○○ミール・○○パウダーというのは、動物のお肉以外の部分(クチバシや羽根など)をごちゃ混ぜにしたものであることも多いからです。

実際に『プロフェッショナルバランス』がどうなのか分かりませんが、良質なドッグフードではこうした不明瞭な表記は見られません。

新鮮なお肉を使用しているなら、「チキン生肉」「新鮮なラム肉」というようにアピールしたほうがメーカーもお得ですし、私たち消費者にも親切ですよね。

犬レンジャイの総評

犬レッド

乳酸菌や酵母菌などを配合し、免疫サポートに力を入れているのは素直に評価できますが、良質なドッグフードというには程遠い気がします。

1kgあたりの価格も1000円以上と決して安くはないので、同価格帯でもお肉をメインにした良質なドッグフードを選ぶほうが良いでしょう。

『プロフェッショナルバランス』のリアルな口コミ・評判

イエスとノーの女性の画像

実際に『プロフェッショナルバランス』を購入した飼い主さんの口コミをいくつかピックアップしてみました。

500gの簡易パッケージが1ダース箱に入ってきます。運びやすいし、保管、取り出しも簡単。

プロフェッショナル・バランスは、なんとウンチのにおいがしません! チワワ(9歳)とヨーキーのミックス(2歳)の2匹で、最初からカリカリと食いつきよく、いつも元気に完食、その後すぐに快便してくれます。

生まれた時からペットショップの薦めでパグに与え続け、現在11ヶ月になります。今の所、飽きずにしっかり食べてくれていますし、体調も問題ありません。

運動不足のせいもあってか若干太り気味ではありますが、すくすくと育っています。

ただし、ペットフードを比較したサイトを見ると、穀物が多く含まれる為、フードとしては最低ランクとの評価も見受けられるため、皆様も下調べをして決められた方が良いと思います。

現在5歳の愛犬にずっと食べさせていました。最近発疹がひどく犬がかいて肌が赤くなる状態が続き動物病院へ連れて行ったところ、この餌に含まれるコーンなどが原因と判明しました。

思い返してみれば、数年前からよく痒そうにしていたなと、合わないことに気付けなかったことを反省しています。

ネットで調べたところ、値段のわりに成分にはアレルゲンとなる穀物が多く含まれていて良くないようです。食い付きは良かったですが。変えます。

何だか残すので、食べないなら捨てるよ!と脅かして窓の外にぶちまけていた。

しかしどうもおかしいと思って残したものをよく見てみると丸で石ころの様な硬い物がごろごろ。ハンマーで叩いてようやくつぶれるくらいの硬さ。ダメだわ。

喜んで食べたので購入続けてます。我が家のマルプー体調良いですよ。

小分けになっていて便利なのですが、ウチの犬(チワワ)は、あまり噛まないので、形が噛みにくいのか丸呑みしてしまって、合いませんでした。

原材料に穀類がたっぷり使われていて、しかもアレルギーになりやすいトウモロコシ。

この段階で候補からハズすべきです。

口コミを見てみると、「いつも元気に完食してくれる!」「小分けにされていて使いやすい!」と満足している方も多いように感じました。

500gずつ小分けにされていると、持ち運びもできますし、大袋で毎回封をあけるよりも酸化スピードは遅くなるので、この点はすごく良いですよね。

しかし、実際に「ドッグフードが原因でアレルギーになった」という声もあり、「原材料を見た時点で候補からハズす」といった飼い主さんもおられるのは事実です。

まとめ

今回は『プロフェッショナルバランス』の原材料や成分、飼い主さんたちの口コミ・評判を紹介しました。

原材料は決して「最低品質」というわけではありませんが、中身が不明な原材料も多く、コストダウンを重視している印象も受けました。

1kg当たり1000円以上と値段も安くないので、コストパフォーマンスは少し悪いのかもしれません。

同価格帯でももっと良質なドッグフードはあるので、個人的にはそちらを選ぶと思います。

 




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