
「プロマネージの子犬用って実際どうなの?」「うちの子はまだ小さいし、添加物の危険性や口コミが知りたい!」
あなたもこんな風に悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介する「プロマネージの良い点悪い点」を知れば、買うべきか否かもハッキリわかります。
今回はプロマネージ『子犬用』の原材料や成分を本音で評価してみました。実際に購入した飼い主さんの“生の声”も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
プロマネージ『子犬用』の基本情報

出典:Amazon.co.jp
参考価格 | 2458(4kg) |
1kgあたりの価格 | 約614円 |
販売会社 | マースジャパン |
生産国 | オーストラリア |
粗悪な原材料 | コーングルテン、チキンエキスなど |
酸化防止剤 | BHA、BHT(発ガン性) |
着色料 | 不使用 |
販売場所 | 店頭販売、Amazon、楽天など |
評価 | Dクラス |
※価格は2019年6月19日のAmazonを参照
大手ドッグフードメーカー「マースジャパン」が販売する『プロマネージ』シリーズ。
シリーズのなかでも『子犬用』は、免疫力や健康を維持し、健康的な便や脳の発達をサポートするとのこと。
これだけを読めば「高品質なドッグフードなのかな?」と感じて、期待していたのですが・・・
結論から言うと、私は絶対にオススメしません!
マースジャパンは過去に何度もリコールを起こしていますし、今回のプロマネージ「子犬用」も子犬には危険すぎます。
プロマネージ『子犬用』の原材料の安全性を評価

※以下、好ましくない原材料は赤文字にしています。
チキン、コーングルテン、チキンエキス、鶏脂、米、とうもろこし、さとうもろこし、家禽類、ツナミール、シュガービートパルプ、サンフラワーオイル、フラクトオリゴ糖、初乳、トマトパウダー、マリーゴールド、ベータカロテン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素)、アミノ酸(タウリン)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)

原材料をチェックしたうえで、当サイトではDクラス「価格は安いが、原材料は低品質。犬の健康を考えるとオススメできない。」としました。
少しでもドッグフードの知識がある人なら、原材料を見た時点で「あ、ヤメておこう」となるレベルです。
とはいえ、子犬を飼い始めたばかりのあなたは、この原材料のどこがイケないのかも分からないと思います。
というわけで、ここからはプロマネージをオススメしない3つの理由を解説します。ここで学んだ知識を、ぜひ今後のドッグフード選びに役立ててください!
【1】発ガン性物質「BHA・BHT」が使用されている

プロマネージの酸化防止剤として使われているBHA・BHTには発ガン性があります。
BHA・BHTはガソリンや石油の酸化防止剤として使われ、マウスを使った実験では歩行障害や呼吸困難も確認されています。
あなたはこんな危険なものを愛犬に食べさせたいですか?
メーカー側は「健康被害がでないような量しか使用していない」と主張していますが、「どうしてもBHAやBHTを使わなければいけない理由があるのか?」という疑問が残ります。
それに、BHAやBHTが本当に安全で使用価値のある酸化防止剤なら、他のメーカーもこぞって使用しているはず。
しかし、2019年になっても、BHAやBHTを含んでいるのはロイヤルカナンやペディグリーなど、プロマネージを手掛けるマースグループの製品だけです。
【2】中身が不明な原材料が多い

プロマネージの原材料には「チキンエキス」「家禽類」といった中身がよく分からない表記があります。
これはぜひ知っておいて欲しいのですが、ドッグフードでは中身がよく分からない=粗悪な原材料を使っていると考えてOKです。
なぜなら、本当に安全で高品質な食材を使っているなら、わざわざこんな不透明な表記をしなくてもいいからです。
一般的に「○○ミール」「○○エキス」という表記は、動物のお肉以外の部分(クチバシや羽根など)をごちゃ混ぜにしたものと言われています。
なぜこんなものが使われるのかというと、コストが安く済むからです。お肉の部分ではなく本来廃棄されるものなので、タダ同然で手に入ります。

だから、低品質なドッグフードと差別化をはかるために、コストをかけて新鮮なお肉を使用しているドッグフードでは、「チキン生肉(宮崎産)」といったように具体的に産地まで表記されるんです。
このほうがメーカーもアピールになりますし、私たち消費者にとっても親切ですよね。
プロマネージのように「家禽類」と表記されても、どの動物のどの部分を使用しているかさえ分かりません。
これでは4Dミートが使用されていても分からないし、「曖昧な表記でなにか隠している」と疑われても仕方がありません。
4Dミートとは以下のような動物のお肉を指します。
- Dead(死んだ)
- Dying(死にかけの)
- Disabled(障害のある)
- Diseased(病気の)
これら4つの頭文字をとって4Dミートと呼ばれます。これらはヒトの食品基準を満たしていないため、私たちが口にすることはありません。
しかし、ドッグフードへの使用は許可されているので、私たち飼い主の目で見抜くしかありません。
【3】トウモロコシが多すぎる

プロマネージには「コーングルテン」「とうもろこし」「さとうとうもろこし」など、トウモロコシがふんだんに使用されています。
しかし、トウモロコシというのは消化が悪く、アレルギーの原因になりやすいことで知られています。
特に、トウモロコシに含まれるグルテン(=コーングルテン)は、めちゃくちゃ消化が悪く、穀物アレルギーの主な原因にもなります。
最近では「トウモロコシ不使用」「グルテンフリー」といった但し書きを入れるドッグフードもあるくらい、トウモロコシは避けるべき原材料なんです。
そんなトウモロコシがプロマネージではたっぷり使われています。それでもあなたは買いますか?
プロマネージ「パピー用」の成分をチェック!
タンパク質 | 32.0%以上 |
脂質 | 20.5%以上 |
粗繊維 | 1.5%以下 |
灰分 | 9.5%以下 |
水分 | 9.0%以下 |
カロリー | 410kcal/100g |
プロマネージの成分値をチェックしてみると、高タンパク・高カロリーになっており、子犬向きのドッグフードといえます。
ただ、この数字を鵜呑みにするのは危険です。
なぜなら、タンパク質の数字のほとんどがトウモロコシなどの植物性タンパク質に由来するものだと考えられるからです。
犬にとっても最も必要な栄養素は、お肉に含まれる「動物性タンパク質」です。
プロマネージの場合、お肉が少ないので、見た目のタンパク質の数字ほど栄養価は高くないはずです。
犬レンジャイの総評

子犬が毎日食べるドッグフードにしてはあまりにも危険だと思います。
発ガン性のある添加物、中身が分からない食材、コーングルテン・・・私なら絶対に買いません。
大切な愛犬が毎日食べるものは、安全で栄養価の高いドッグフードを選んであげてください!
プロマネージ『子犬用』のリアルな口コミ・評判

実際に「プロマネージ『子犬用』」を購入した飼い主さんたちの口コミをいくつかピックアップしてみました。
まずは良い口コミから見ていきましょう。
プロマネージ「子犬用」の良い口コミ
5ヶ月のチワワです。1.1kgでしたが、食欲旺盛で秒速で完食です。
2kgが目標なので、このまま好き嫌いなく食べてくれるように願っています。
愛犬の食事への反応がとても良く、毛艶も良くなってきている気がする。
とても気に入って食べてくれるので良かったです。
小さい粒で食べやすいです。11ヶ月の子犬2匹ですが、がっつり食べてくれました。
毎日もりもり食べています。良いうんちも出ていて、体に合っているみたいです。
良い口コミとしては「食いっぷりがいい」という声が目立ちました。
やっぱり愛犬が喜んでガツガツ食べる姿は見ていて嬉しいですし、食いつきの良さというのは大事なポイントですよね。
プロマネージ「子犬用」の悪い口コミ・評判
食いつきが良くない。前のドッグフードと混ぜてあげたら、選り分けて残してました。
普通です。最初は選り分けて残していますが、そのうち食べるようになりました。
気になる酸化防止剤BHA・BHTですが、まだ明記している分、良心的ではないかと思います。
気になる方は会社に連絡して、説明を求めたほうが良いと思います。
我が家はチワワでカラダが小さいので、わずかでも有害と言われている材料を含んだこちらの商品はリピートすることはないと思います。
よく食べます。しかし、酸化防止剤としてBHT・BHAが入っていますね。
危険な材料と分かったうえで添加している、こんなドッグフードは絶対に買っちゃダメ。
こちらに切り替えてから、便が少しやわらかく、処理しにくくなりました。
臭いがきつい
私的には匂いが気になります。
袋をあけた瞬間、なんともいえない匂いがします。
犬には良い匂いなのかなと思いましたが、食べません。
口コミを見てみると、やはり多くの方がBHA・BHTの存在が気になっているようです。
「BHAやBHTも少量だから大丈夫」と思って与えている人もいれば、「BHAやBHTが入っているからそもそも買わない」という人も。
また、「ドッグフードの匂いが臭い!」という悪評もたくさん見かけました。
匂いの原因を突き止めることは難しいですが、少なくとも高品質なドッグフードでは見られない口コミです。
実際、私は人間でも食べられる高品質なドッグフードを何種類も食べてきました(なにしてるんだか)。
それで分かったことは、本当に安全なドッグフードは匂いもべたつきもなく、実際に食べても美味しいということです。
「BHAやBHTが入っているプロマネージが心配だ」という場合は、ぜひ一度以下の記事も読んでみてください。
⇒超美味!開けた瞬間から違いが分かる!国産ドッグフードランキングへ(※子犬対応です)
まとめ
今回はプロマネージ『子犬用』の原材料や成分、飼い主さんたちの口コミを紹介しました。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- 発ガン性物質BHA・BHTが使用されている
- 中身がわからない原材料が多い
- 消化の悪いトウモロコシが多すぎる
個人的には「この原材料を大事なパピー期に毎日に食べさせるのは不安…」というのが正直な感想です。オススメはしません。
今後の愛犬のカラダのことを考えると、大切なパピー期にはもっと良質なドッグフードを食べさせてあげてください。
なにも「子犬用」ドッグフードにこだわることはありません。むしろ「全年齢対応のドッグフード」のほうが安全で栄養価の高い傾向にあります。
パピー期にアレルギーなどを発症してしまうと、向こう10年間は闘病生活になります。
そうならないためにも、毎日の食事は安全で栄養価の高いものを与えてあげてくださいね!
⇒【2019年度版】安心安全!無添加ドッグフードランキングを見てみる