ウェルケア『柴犬専用』ドッグフードを徹底評価|口コミや評判まとめ

柴犬の画像

「柴犬のうちの子に合うドッグフードが欲しい」「ウェルケアが良いって聞いたけど、実際のところどうなの?」

そんな飼い主さんに向けて、今回はウェルケア『柴専用』の原材料や成分を本音で評価してみました。

記事下部では実際に購入した飼い主さんの口コミも紹介しているので、ぜひ購入前の参考にしてみてください。

ウェルケア『柴専用』の基本情報

ウェルケア『柴専用』のパッケージ画像

出典:Amazon.co.jp

参考価格 1680円(3kg)
1kgあたりの価格 560円
原産国 日本 
粗悪な原材料 チキンミール、動物性油脂など 
酸化防止剤 不明 
着色料 なし 
販売場所 店頭販売、Amazon、楽天など 
評価 Dクラス

今回は『柴専用』の“オールステージ対応”について見ていきます。

柴専用オールステージは公式サイトの説明によると、「日本人に馴染みのある柴犬に合わせて設計された専門フード」とのことです。

柴犬の被毛やお腹の健康に配慮した成分を配合しているようですが、果たしてその原材料は安全なのでしょうか?

さっそく次の項目で詳しくチェックしていきましょう。

ウェルケア『柴専用』の原材料・成分の安全性を評価

チェックの画像

それではさっそく原材料と成分を見ていきましょう。※以下、好ましくない原材料は赤文字にしています

原材料
肉類(鶏肉、チキンミール、チキンパウダー)、米糠小麦粉コーングルテンフィード、米粉、コーングルテンミール、動物性油脂、ビートパルプ、ビール酵母、魚粉、アルファルファミール、精製魚油(DHA・EPA源)、植物性油脂、酵母エキス、鰹粉末、いりこ、オリゴ糖、鰹・鮪エキス、乾燥カモミール、殺菌処理乳酸菌、ミネラル類(食塩、炭酸カルシウム、硫酸亜鉛、硫酸銅、塩化カリウム、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン、L-トリプトファン)、香料(ローストガーリックオイル)、ビタミン類(コリン、E、A、C、パントテン酸、B2、B12、ビオチン、D3)、酸味料(クエン酸)、製造用剤(二酸化ケイ素)
粗タンパク質 25.0%以上
粗脂肪 10.5%以上
粗繊維 4.0%以下
粗灰分 9.0%以下
水分 10.0%以下
カロリー 340kcal/100g

 

犬レッド
評価:Dクラス

ウェルケア『柴専用』では『チキンミール』や『動物性油脂』など、中身が不明な原材料が使用されています。

また、フードのかさ増しとして知られる『米糠』『コーングルテンミール』『ビートパルプ』も見られ、原材料はまさに安さが売りのドッグフードといった印象を受けました。

主原料に鶏肉を使用している点は評価できますが、それ以外のデメリットがやはり目立ちます。(鶏肉の鮮度も不明)

というわけで以下、原材料で気になったところをいくつか解説しますね。

チキンミール・動物性油脂には危険性アリ

ニワトリの画像

原材料にある『チキンミール』は、一般的にニワトリの内臓、ひづめ、トサカなどをミキサーでごちゃ混ぜにしたものを指します。

こうしたお肉以外の部分は元々廃棄されるような部分で、消化が悪く栄養価値も低いことで知られています。

少なくとも良質なドッグフードではこうした表記は見られず、新鮮なお肉のみを使用している場合は『チキン生肉』などと表記されます。

また、『動物性油脂』はフードの酸化防止や食いつきを良くするため、フードの粒に後からコーティングするものです。

そのため、フードのべたつきや強烈な臭いの原因になるんですね。しかも、低品質なフードでは飲食店で使用した食用油も『動物性油脂』と表記するケースもあるので注意が必要です。

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かさ増しの穀物が非常に目立つ

トウモロコシの画像

原材料にある『米糠(こめぬか)』『コーングルテンミール』『ビートパルプ』などは“かさ増しのエース”として知られる食材です。

これらは本来廃棄されるものなので、タダ同然で手に入り、低品質なフードでは頻繁に使用されます。

しかし、アミラーゼなどの消化酵素をほとんど持たない犬にとっては消化が悪く、便秘などを引き起こす恐れがあります。

酸化防止剤が記載されていない…

原材料を見たところ、酸化防止剤(ミックストコフェノールなど)が見当たりませんでした。

低品質なフードでよく見られる『BHA』『BHT』などの発ガン性をもつ酸化防止剤があれば、ストレートに「これはダメだ」と言えるのですが…これでは“危険かどうかさえ分からない”状態です。

個人的にはこれでメーカーの信頼度はガクッと下がりましたし、「何か隠しているのでは…?」と勘ぐってしまいます。

犬レンジャイの総評

犬レッド

柴犬に配慮されている点もこれといってなく、オールステージ用とシニアステージ用の原材料もほぼ一緒のように見えます。

あくまで『柴専用』と犬種別に分けただけで、中身はどれも大差なし。日本人のブランド好きにつけこんだ販売戦略の色が強いフードだと思います。

「愛犬の健康のためになるドッグフード」とは言えませんし、筆者からオススメすることはできません。

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ウェルケア『柴専用』のリアルな口コミ・評判

実際にウェルケア『柴専用』を購入した飼い主さんの口コミや評判もいくつかピックアップしてみました。

私の飼っている柴犬はよく食べてくれます。これまでいろいろなものを試しましたが、一番良く食べてくれます。

なにぶん無口なので食べ具合から推定すると良さそう。でも、柴犬専用というのは他の何が違うのでしょうか?

初めは良かったのですが、いったん封を切ると香りが徐々に飛んでしまい、食いつきが悪くなります。

悪くはない商品だと思いました。が、うちの犬には合わなかったのか、便が柔らかくなってしまいました。

何もかけずにフードだけで食べ、食べっぷり最高です!

ウェルケアは国内産で安心して愛犬に与えられます。

失敗でした。それほど安いフードではないと思いますが、糞の量が倍になりました。おまけにそれほど嗜好性も良くありませんでした。

とにかく排便回数が多くなり、便の状態も悪く、臭いもきつくなるので、吸収がうまくいかないドッグフードだと思います。

口コミのなかには「食いつきが良い」というポジティブな声もありましたが、ネガティブな意見のほうが目立ちました。

「うんちの量が増えた」「ウンチがゆるくなった」「うんちが臭くなった」という声が多いように、うまく消化できないワンちゃんも多いようですね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?今回はウェルケア『柴専用』の原材料や成分も評価してみました。

比較的リーズナブルな価格ですが、中身が不明な原材料やウンチにまつわる否定的な意見を踏まえると、他のドッグフードを選んだほうが無難でしょう。

ウェルケアシリーズだけでなく、犬種別に分かれたドッグフードは一般的に低品質なものが多いため、全犬種対応のフードを検討してみるのも良いかもしれませんね。

 




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